ファイル関数
ファイル関数は、ファイルパスを構築し、ファイルが存在するかどうかを確認したり、ファイルパスの一部を抽出したりします。ファイル関数は文字列 データ型 でのみ使用できます。
FileAddPaths
FileAddPaths(Path1, Path2)
: 2つのファイルパス部分を追加し、それら2つのパスの間に1つの
\
(バックスラッシュ・「¥」(円記号))があることを確認します。
例
FileAddPaths([C:\Temp], [Data\file.csv])
C:\Temp\Data\file.csv
を返します。
FileExists
FileExists(Path)
: ファイルが存在する場合は
True
、存在しない場合は
False
を返します。
例
FileExists(C:\Temp)
"True"を返します。
FileExists(C:\Temp\Data\file.csv)
"True"を返します。
FileExists(C:\Temp\Data\NoFile.csv)
"False"を返します。
FileGetDir
FileGetDir(Path)
: パスのディレクトリ部分を返します。
例
FileGetDir(C:\Temp\Data\file.csv)
C:\Temp\Data
を返します。
FileGetDir(C:\Temp\Data)
C:\Temp
を返します。
FileGetExt
FileGetExt(Path)
: "."(ピリオド)を含む、パスの拡張子を返します。
例
FileGetExt(C:\Temp\Data\file.csv)
".csv"を返します。
FileGetExt(C:\Temp\Data)
" "を返します。
FileGetFileName
FileGetFileName(Path)
: 拡張子を除く、パスの名前部分を返します。
例
FileGetName(C:\Temp\Data\file.csv)
"file"を返します。
FileGetName(C:\Temp\Data)
"Data"を返します。