Zip ファイルのサポート
接続に使用する Alteryx ツール
入力データツール を使用して、.zipファイル内に格納されている1つ以上のデータファイルを選択します。.zipファイルから読み取ることができるファイル形式は次のとおりです。
ストリーミング対応(メモリへの直接読み込み): .avro、.csv、.json、.yxdb
ストリーミング対応でない(ハードドライブの一時的な場所に抽出): .cydb、.dbf、.kml、.grc、.grd、.qvx、.sas7bdat、.sav、.sz、.xlsm、.xlsx、.xlsx(レガシー)、.xls、.xml
重要
抽出するファイルが2GBを超える場合は、入力データツールの [ 設定 ] ウィンドウから、[ 2GBを超えるファイルの抽出を許可する ] を選択します。
Zipファイルは Alteryx Serverではサポートされていません。
ファイルの選択
ツールを使用して.zipファイルに接続すると、[ ファイル抽出 ] ウィンドウが開きます。
抽出するファイルタイプを選択 : Alteryxは.zipファイル内のすべてのファイルをスキャンし、検出された形式のリストを生成します。ファイルリストに表示するAlteryxの形式を選択します。
その他のファイル : これをを選択すると、拡張子がないファイルや拡張子が認識されないファイル(.txt、.logなど)を含め、.zipファイル内のすべてのファイルのリストが表示されます。 その他のファイルを以下のファイルタイプとして解析: 選択したファイルの解析に使用するAlteryxの形式を指定します。
ファイルを選択 : Alteryxに取り込む1つ以上のファイルを選択します。
複数のファイルを選択できますが、Alteryxはファイルを1つの形式でしか解析できません。複数のファイルを選択すると、Alteryxは最初のファイルを使用してスキーマ(フィールド数、データ型など)を判断します。その後のファイルについて、Alteryxは次の検証を実行します。
フィールドの数が等しくない場合、ファイルはスキップされ、警告が生成されます。等しい場合は、次が確認されます。
データ型が等しくない場合、ファイルはスキップされ、警告が生成されます。等しい場合は、次が確認されます。
フィールド名が等しくない場合、ファイルは読み込まれますが、警告が生成されます。
[ 開く ] を選択します。
Excelファイルからシートを選択 : Excelファイルを選択した場合、Alteryxが読み込むシートを選択し、[ OK ] を選択します。
.Zipファイル内のファイルをプレビューするには、 設定 ウィンドウで [ サンプルの更新 ] を選択します。プレビューは、.zipファイルにシートが1つしかない単一の.xlsxファイルが含まれている場合にのみ表示されます。
分析アプリとマクロの構文(上級者向け)
この構文を使用して、分析アプリまたはマクロを構成して、.zipファイルから複数のファイルを選択します。
ファイルパスとファイル名は3つのバーティカルラインで区切ります(||| - 3つのバーティカルラインはパス内でUnicode記号をサポートします)。
ファイルをセミコロン(;)で区切る。
シート名を角カッコ([])で囲む。
コロン(:)で複数のシートを区切る。
例
C:\some\path\to\file.zip|||file1.csv;file2.csv
C:\some\path\to\file.zip|||folder1\file1.csv;folder2\file2.csv
C:\some\path\to\file.zip|||file1.xlsx[Sheet1]
C:\some\path\to\file.zip|||file1.xlsx[Sheet1:Sheet2];file2.xlsx[Sheet3:Sheet4:Sheet5]
C:\some\path\to\file.zip|||folder1\file1.xlsx[Sheet1:Sheet2:Sheet3]