Postman の使用方法
Postmanを使用してServer API V3のテストを行うことができます。
必要条件
Postman がインストールされている必要があります。Postmanは https://www.postman.com/downloads/ から入手できます。インストールしてアカウントを作成します。ブラウザ版ではなく、デスクトップ版のPostmanを使用してください。メールアドレスの確認ができていても、ブラウザ版を使用している可能性があります。
注記
PostmanのWeb版は、APIがファイアウォールの内側にあるため、ほとんどのお客様のAPIにアクセスできません。そのため、PostmanのWeb版では到達できません。
Postman で Server API をテストするには、API キーと API シークレットが必要です。詳細については、ユーザーロールと権限 のヘルプページを参照してください。
Postman に API を追加
Server API をテストするには、Postman へのインポートを行います。
ドキュメントURLとトークンURLの取得
ドキュメントURLを取得するには、Server UIに移動し、右上隅の「?」アイコンを選択し、[APIドキュメント] を選択します。API V3 Swagger ページが表示されます。
ドキュメントURL を取得します。「webapi」の後ろに2つのバックスラッシュが付いていることに注意してください。
注記
ローカルホスト指定は、Postmanと同じホストでServerが実行されている場合にのみ機能します。それ以外の場合(リモートワークステーションの場合)は、localhostの代わりにホスト名もしくはIPアドレスを使用する必要があります。
例: http://localhost/webapi//swagger/docs/3
任意のAPIエンドポイントを表示します。
右側の 赤い感嘆符(!) を選択して、認証プロセスを開始します。
トークンURLをコピーします。例: http://localhost/webapi/oauth2/token
PostmanへのSwaggerドキュメントのロード
Postmanで コレクション タブに移動します。
[インポート] を選択します。
ドキュメントURLとトークンURLの取得 の説明に従って、ドキュメントのURLを入力します。
[インポート] を選択します。
これにより、左側の [コレクション] タブに Alteryx Server API V3 が追加されます。
API呼び出しで使用するOAuth2アクセストークンの作成
リクエストを送信できるようにするには、Postmanで認証を設定し、OAuth2アクセストークンを作成する必要があります。
[コレクション] にアクセスし、[Alteryx Server API V3] を選択します。
[認証] タブを選択します。
[タイプ] で [OAuth 2.0] を選択します。
[認証] ページを下にスクロールして、[新しいトークンを設定する] セクションに移動します。
[トークン名] に任意のトークン名を設定します。
注記
「任意のトークン名」にあたる入力は提供されません。お好きな トークン名 を入力できます。
[付与タイプ] で [クライアントの資格情報] を選択します。
[アクセストークンURL] に上で見つかったトークンのURL を設定します。
[クライアントID] に使用するAPIアクセスキーを設定します。
[クライアントシークレット] に使用するAPIアクセスシークレットを設定します。
[クライアント認証] で [基本認証ヘッダーとして送信] を選択します。
[新しいアクセストークンを取得する] ボタンを選択します。
[続行] を選択します。
[トークンを使用] ボタンを選択します。
有効期限が切れた場合のアクセストークンの再作成
一定期間が経過すると元のトークンが期限切れになり、APIにアクセスすると401認証失敗エラーが表示されます。トークンを再度作成するには以下を実行します。
[コレクション] タブで、Alteryx Server API V3 を選択します。
[使用できるトークン] ドロップダウンメニューから [トークンの管理] を選択します。
期限切れのトークンを選択します(横線が引かれています)。
期限切れのトークンを削除します。
API呼び出しで使用するOAuth2アクセストークンの作成の説明に従って、新しいトークンを作成します。
PostmanでのAPIの使用
次の例は、以下のような一般的なAPIのパターンを示しています。
次の例では、APIを使用してServerのユーザーリストからユーザーIDを取得します。次に、そのユーザーIDを使用してユーザーの詳細情報を取得します。最後のステップでは、ユーザーのデータを使用してユーザーレコードを更新します。
わかりやすくするために、この例ではユーザーの名前を変更します。実際には、Server UIを使用してこれを行うのが最善です。



[Get v3/Users] に移動します。
8つの クエリパラメーター すべての選択を解除します(ユーザーコレクションを検索するには、1つ以上のパラメーターを選択して検索値を入力します)。
[認証] タブを選択します。
[タイプ] を OAuth 2.0 に設定します。
上記で作成したトークンを選択します。
[送信] を選択します。
画面の下部に結果が表示されます。
次の手順で使用するUserIDをコピーします。
上記の例からUserIDを取得するか、Server UIで直接取得します(ユーザーを表示しているときに、URLからコピーします)。



Get v3/Users/{id} エンドポイントに移動します。
IDパラメーター の値として UserID を入力します。
前の手順と同様に、[認証] タブでトークンを選択します。
[送信] を選択します。
次のステップで使用するため、画面下部の [本文] セクションからJSONオブジェクト全体(前後の中括弧を含む)をコピーします。
前のステップで使用したユーザーの詳細情報(JSONオブジェクト)を取得します。



PUT v3/Users/{id} エンドポイントに移動します。
IDパラメーター の値として UserID を入力します。
[認証] タブで、前の手順と同様にトークンを選択します。
[ヘッダー] タブを選択します。
フォームデータではなくJSONオブジェクトを送信するため、[コンテンツタイプ] チェックボックスの選択を解除します。
[本文] タブを選択します。
rawを選択します。
JSONを選択します。
ユーザーデータのJSONオブジェクトを貼り付けます。
変更するデータを編集します。
[送信] を選択します。
リターンコード200 OKを確認します。