ServerアップグレードにおけるSQL DBのベストプラクティス
ユーザー管理SQL DBのスキーマアップグレード
ほとんどの四半期ごとのアップグレードでは、新しい機能に対応するためにデータベーススキーマが変更されます。スキーマの移行は、アップグレード後にAlteryx Serverサービスを初めて起動した際に自動的に実行されます。ただ、自動ではありますが、このプロセスで問題が発生するとServerが正常に起動しなくなります。
Alteryxのアップグレード前のチェックを確認してください。これは、SQLデータベーススキーマがエラーを発生することなく移行できる状態であることを確認するための最良の方法です。
Alteryx Serverサービスの開始後にスキーマが正常にバージョン移行されたことを確認するには、移行ログの最後を確認し、Serverバージョンの正しいスキーマと比較します。C:\ProgramData\Alteryx\Gallery\Logs\alteryx-migration.csv
SQL DBスキーマの詳細については、SQL DBスキーマリファレンスに関するヘルプページを参照してください。
SQL DBデータベースのバージョンをアップグレードする必要があるかどうかを確認する
SQL DBスキーマリファレンスには、各Serverバージョンの「ユーザー管理インスタンスでサポートされているSQL DBのバージョン」が記載されています。
ユーザー管理SQL DB
Serverの各バージョンで、複数のSQL DBバージョンがサポートされています。データベースのアップグレードが必須かオプションかを判断してください。
SQL DBのタイプ別バージョンアップグレード
上記でオンプレミスのユーザー管理SQL DBをアップグレードする必要がある、もしくはした方が良いと判断した場合は、Alteryx Serverのアップグレードとは別にアップグレードしてください。両方を同時にアップグレードすることはしないでください。アプリケーションをアップグレードした後にはServerを徹底的にテストする必要があります。
オンプレミスのユーザー管理SQL DBをアップグレードするには、次の手順に従います。
AlteryxServiceを停止します。
SQL DBをバックアップします。
SQLの推奨アップグレード手順に従います。アップグレードにはピットストップが必要になる場合があります。SQL Serverのバックアップとアップグレードの詳細については、MicrosoftのドキュメントSQL ServerをアップグレードするおよびSQL Serverデータベースのバックアップと復元を参照してください。
SQL DBを起動します。
AlteryxService を起動します。
Serverとワークフローが正常に実行されていることをテストします。
詳細については、以下をご参照ください。