SharePointのNTLM認証
ダウンロードツールを使用すると、NTLM (New Technology LAN Manager)認証を使用してMicrosoft SharePoint 2016および2019からデータをダウンロードできます。この方法は、DCMでのみサポートされています。
NTLM認証の設定
NTLM認証を使用して接続するには、次の手順に従います。
SharePointで、ダウンロードするデータに移動します。
[基本設定]で、[Webアドレス]を見つけます。例:
https://my.sharepoint.com/sites/MySite
テキスト入力ツールで、最初の列に「
URL
」などの名前を付けた後、コピーしたWebアドレスをドメインなしでその列の最初のセルに貼り付けます。例:/MySite
ダウンロードツールで、[データ接続マネージャー(DCM)の使用]チェックボックスをオンにして接続を設定します。
[接続を設定]ボタンを選択します。DCMが開きます。
[新しいデータソース]ウィンドウでは、ダウンロード用のURLにテクノロジーがあらかじめ設定されています。
[データソース名]に任意の名前を入力します。
[ベースURL]に、コピーしたWebアドレスのドメインを貼り付けます。例:
https://my.sharepoint.com
[保存]を選択します。これにより、[接続]オプションがウィンドウに追加されます。
[認証方法]で「NTLM」を選択します。
認証タイプを選択します。
暗黙的: [資格情報]ドロップダウンで、Xアイコンを選択して資格情報の使用を取り消します。このタイプでは、Windowsの統合資格情報を使用します。そのため、対応するWindowsユーザーはSharePointにアクセスできる必要があります。
明示的: [ユーザー名とパスワード]のオプションで、[資格情報]を選択し、[資格情報名]、[ユーザー名]、[パスワード]を入力します。次に、[作成とリンク]を選択して、資格情報を明示的に使用します。
[接続]を選択して、希望する認証タイプを使用します。
ダウンロードツール > [URL] > [フィールド]オプションで、テキスト入力ツールの列の名前を選択します。例:
URL
ワークフローを実行します。
注記
ツールが「HTTP/1.1 401 Unauthorized」のメッセージを返す場合があります。このメッセージが表示された場合は、レスポンスヘッダー全体で「HTTP/1.1 200 OK」のメッセージを検索し、認証が成功したことを確認します。