バーコード
バーコードツールを使用して、テキストデータからバーコードを生成したり、画像からバーコードを読み取ったりします。
Alteryx Intelligence Suiteが必要です
このツールは Alteryx Intelligence Suite の一部です。Intelligence Suite を使用するには、Designerに加え、別途のライセンスとアドオンインストーラーが必要です。Designerをインストール後、Intelligence Suiteをインストールし、 無料トライアルを開始 します。
重要
Designer 2023.2以降では、バーコードツールを実行するには追加の依存関係が必要です。これらの必要な依存関係を追加するには、Microsoft Visual C++ 2013再頒布可能パッケージを ダウンロードしてインストール してください。
サポートされるバーコードの種類
重要
コード 128 のバーコード生成は、253 文字までの ASCII 文字のみをサポートしています。
ASCII 文字と Unicode 文字が混在している場合にバーコードを生成しようとすると、バーコードツールが正しく解釈できないことがあります。
型 | 生成 | 読み込み |
---|---|---|
QR コード | はい | はい |
コード 128 | はい | はい |
コード 39 | いいえ | はい |
UPCA | いいえ | はい |
EAN-8 | いいえ | はい |
EAN-13 | いいえ | はい |
EAN-14 | いいえ | はい |
ISBN-10 | いいえ | はい |
ISBN-13 | いいえ | はい |
ISSN | いいえ | はい |
1 月 | いいえ | はい |
I25 | いいえ | はい |
ツールコンポーネント
バーコードツールのアンカーは次の 2 つです。
入力アンカー: 生成または読み取りを行うバーコードデータを接続する場合は、入力アンカーを使用します。
出力アンカー: 生成したバーコードまたは読み取ったバーコードデータをダウンストリームに渡す場合は、出力アンカーを使用します。
バーコードの画像をレンダリングするには、 画像ツール に接続します。
ツールの設定
テキストからバーコードを生成
キャンバスにバーコードツールを追加します。
アンカーを使用して、バーコードツールをテキストデータに接続します。
[オペレーションモード] の [テキストからバーコードを生成] を選択します。
テキストを含む列 を選択します。
バーコードツールは文字列のデータ型のみ処理します。必要に応じて、 セレクトツール を使用してデータ型を調整してください。
バーコードの種類 を選択します。複数のオプションを選択できます。
ワークフローを 実行 します。
画像からバーコードを読み取る
重要
画像からバーコードを読み取れるように、バーコードがぼやけていたり、小さすぎたりしないようにします。画質が低いと、結果に影響が出る場合があります。画質が低い場合は、 画像処理ツール を使用して画像を前処理してみてください。
キャンバスにバーコードツールを追加します。
アンカーを使用して、バーコードツールを画像データに接続します。
[オペレーションモード] の [画像からバーコードを読み取る] を選択します。対応しているバーコードの種類であれば、画像内に複数の種類のバーコードが存在していてもかまいません。
画像のある列 を選択します。
オプション: バーコードの切り取られた画像を対象にします。
オプション: バーコードが識別され、赤いボックスで囲まれている元の画像を対象にします。
ワークフローを 実行 します。
出力
バーコードツールは、 オペレーションモード に基づいて、さまざまな列を出力するだけでなく、受け取った列も出力します。
テキストからバーコードを生成
生成されたバーコードの種類 (QR、コード 128 など) ごとに Blob を格納する別々の列が作成されます。Blob は画像ツールを使用すると表示できます。
画像からバーコードを読み取る
decoded: この列には、バーコードから読み取られたテキストが含まれます。
type: この列には、読み取られたバーコードの種類が含まれます。
cropped_barcode: この列には、BLOB データ型としてトリミングされたバーコード画像が含まれます。
bounded_image: この列には、BLOB データ型として、結合されたバーコード画像が含まれます。