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ユーザーロール

ユーザーロールによって、エディションに含まれている製品内の機能へのアクセス権限が異なります。ユーザーには、割り当てられたロール(フルベーシックビューアー)に基づいた機能と権限が与えられます。

エディションとユーザーロール

エディション

説明

ユーザーロール

スターター

エントリーレベルのパッケージで、Designer Cloud、基本的なデータ準備とブレンド、接続オプションを提供。

フルユーザー(最大ユーザー数10人)

プロフェッショナル

高度なデータ準備とブレンド、高度な接続、開発者ツール、アドオンを備えたクラウドまたはハイブリッドソリューション。

フルユーザーベーシックユーザー

エンタープライズ

高度なツール、自動化、プライベート接続、強化されたセキュリティを備えたハイブリッドソリューション。

フルユーザーベーシックユーザービューアー

注記

ロールは加法的です。ユーザーが複数のロールを持っている場合、ユーザーは各ロールの中の最高レベルの権限でアクセスできます。

ベーシックユーザー

ベーシックユーザーロールはプロフェッショナルエディションとエンタープライズエディションで使用でき、一部のデータ準備とブレンドツール、およびデータ接続にアクセスできます。

  • ベーシックユーザーロールにはアドオンへのアクセス権がありません。

  • プロフェッショナルエンタープライズのエディションのアカウントでは、ベーシックフル、その他のロールの組み合わせを利用することができます。

詳細については、ベーシックユーザーロールを参照してください。

フルユーザー

フルユーザーロールは、スタータープロフェッショナルエンタープライズのエディションで使用できます。

プロフェッショナルエディションとエンタープライズエディション
  • フルユーザーは高度な機能を利用できます。

  • フルユーザーはアドオンにアクセスできます(購入した場合)。

  • プロフェッショナルエンタープライズのエディションのアカウントでは、ベーシックフル、その他のロールの組み合わせを利用することができます。

  • フルユーザーに管理者権限はありません。

スターターエディション
  • フルユーザーは、基本的なデータ準備とブレンド、接続機能にアクセスできます。

  • スターターエディションアカウントにはフルユーザーロールのアクセス権のみがあり、アカウントのユーザー数は10人に制限されます。

詳細については、フルユーザーロールを参照してください。

ビューアー

ビューアーロールはエンタープライズエディションでのみ使用できる特別なロールです。エンタープライズエディションアカウントのビューアーユーザーの数に制限はありません。

このユーザーロールは、ワークフローの表示と実行、ミッションとレポートの表示、分析アプリの実行ができます。ただし、ビューアーによるワークフローとアセットの作成と変更は制限されています。詳細については、ビューアーを参照してください。

ワークスペース管理者

すべてのエディションにはワークスペース管理者が存在します。これらの管理者は、ワークスペース管理者コンソールにアクセスして、アクセスの管理、ワークスペースの設定、セキュリティ設定の調整などの管理タスクを実行できます。ワークスペース管理者に資格は必要ありません。

アカウント管理者

プロフェッショナルアカウントとエンタープライズアカウントにはアカウント管理者が存在します。アカウント管理者は、アカウント管理者コンソールにアクセスして、アクセスの管理、使用状況の追跡、監査イベントの精査を行うことができます。アカウント管理者に資格は必要ありません。

ユーザーのロールを変更すると(たとえば、フルユーザーからベーシックユーザーへ)、以前に所有または使用していたアセットを作成、実行、管理するユーザーの機能が影響を受ける場合があります。

ユーザーのロールをダウングレードした場合
  • 高度なツールを使用しているワークフローは、実行されなくなったり、編集できなくなったりする場合があります。

  • 必要な権限が新しいロールにない場合、スケジュール設定されたジョブが一時停止または失敗する可能性があります。

  • ダウングレードされたユーザーによって共有されたアセットはそのまま残りますが、所有権またはアクセス権の再割り当てが必要になる場合があります。

  • Designer Cloud、データ接続、APIなどの機能へのアクセスが制限される場合があります。

ユーザーのロールをアップグレードした場合
  • それまで所有していたすべてのワークフローとスケジュールはそのまま残ります。

  • ユーザーはすぐに追加のツールや機能にアクセスできます。

  • ダウングレード中にアセットが再割り当てされた場合を除き、再設定は通常必要ありません。

ベストプラクティス

  • 変更前に、重要なワークフロー、スケジュール、データをエクスポートまたはバックアップします。

  • 影響を受けるユーザーにロールの変更を通知します。

  • スケジュール設定されたすべてのタスク(特にロールが変更されるユーザーが所有するタスク)を確認します。

  • 必要に応じて、所有権または権限を再度割り当てます。

  • 可能であれば、本番環境以外のワークスペースでテストします。

アクション

データ損失リスク

ユーザーへの影響

復元オプション

エディションのアップグレード

なし

より多くの機能を利用できます。

即時アクセス。復元は不要です。

エディションのダウングレード

低 - 中

一部の機能とアプリが制限されます。

アップグレードして復元します。

ユーザーロールのダウングレード

ワークフローとスケジュールへのアクセスが失われます。

再割り当てまたはアップグレードします。

ユーザーロールのアップグレード

なし

より多くの機能にアクセスできます。

復元は不要です。