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エンタープライズエディションの機能

プロフェッショナルエディションのユーザーはさまざまな機能(ツールと機能)を使用できます。ユーザーのロール(フル、ベーシック、ビューアー)に応じたさまざまなオプションがあります。機能の詳細は、機能リファレンスのセクション、または概要を以下のリンク先のページで確認できます。

コラボレーション

  • エンタープライズエディションフルユーザーまたはベーシックユーザーは、他のユーザーとのワークフローの共有と、自分と共有されているワークフローの表示が可能です。

  • ビューアーは、自分と共有されているワークフローの表示が可能です。

自動化

自動化はエンタープライズエディションの一部として提供され、スケジューリング、APIトリガーによるワークフロー実行、Plansの実行などが含まれます。自動化は、AAC Platform、Alteryx Server、Cloud Execution for Desktopから利用できます。

AAC Platformでの自動化

Alteryx Analytics Cloudで自動化できるタスクには次のものがあります。

  • スケジュールされたプラン実行: プランの実行は、その実行に伴って実行されるワークフローまたはアセットの数に関係なく、実行回数1回としてカウントされます。

  • APIトリガーによるプラン実行。

  • スケジュールされた実行(Plansの一部ではなく): スケジュールに従った、自動化されたワークフロー実行(たとえば毎晩)。

  • APIトリガーによる実行(Plansの一部ではなく): APIによってトリガーされるワークフロー実行。

  • App Builderでの任意のユーザーによる公開アプリの表示: アプリの初回ロードは1回の実行としてカウントされます(セッションタイムアウト時のアプリのリロードも同様)。

  • サンドボックス(非本番)環境でのテスト実行。

  • ビューアーによるDesigner Cloudでの手動実行。

  • Auto Insightsのミッションまたはレポートの、スケジュールされたEメール。

  • Auto Insightsのデータセットの、スケジュールされた更新。

Serverでの自動化

Alteryx Serverが自動実行を報告します。自動実行には、標準ワークフロー、分析アプリ、連鎖アプリが含まれます。

Serverでの自動実行は次のとおりです。

  • Server UIを使用した、スケジュールされた実行または手動実行。

  • Server APIを使用した、スケジュールされた実行または手動実行。

オンラインアカウントとオフラインアカウント

オンラインのお客様の場合、使用状況データは自動的に収集され、管理者が確認できるように定期的にAACに送信されます。

オフラインのお客様もオンラインのお客様と同様に、ライセンスと請求を行うにはAACを使用する必要があります。Server側とAAC側の両方でAPIエンドポイントを使用して、手動で抽出したレポートをAACにロードしてください。使用状況データを抽出してAACにロードする方法の詳細については、Server使用状況APIエンドポイントのドキュメントを参照してください。

Cloud Execution for Desktopでの自動化

Cloud Execution for Desktopで自動化できるタスクには次のものがあります。

  • スケジュールされたプラン実行: プランの実行は、その実行に伴って実行されるワークフローまたはアセットの数に関係なく、実行回数1回としてカウントされます。

  • APIトリガーによるプラン実行

  • スケジュールされた実行(Plansの一部ではなく): スケジュールに従った、自動化されたワークフロー実行(たとえば毎晩)。

  • APIトリガーによる実行(Plansの一部ではなく): APIによってトリガーされるワークフロー実行。

  • ビューアーユーザーによる分析アプリ実行。

  • サンドボックス(非本番)環境でのテスト実行。

  • 手動実行(実行ボタンでトリガー): ユーザーロールは問いません。

セキュリティとガバナンス

エンタープライズエディションではセキュリティとガバナンスが強化されています。ワークスペース管理者はこれらの設定をワークスペース管理ページで行えます。

表2 エンタープライズエディションのセキュリティとガバナンスの機能

機能

説明

グループ

ユーザーグループを作成、管理、削除できるユーザーを設定します。  管理者コンソールとユーザーグループページへのアクセスを制御します。

監査ログ

監査ログ機能を使用すると、ユーザーはAlteryx内に保存されている主要なプラットフォームイベントとユーザーアクションに関する90日間分のレコードにアクセスでき、可視性、ガバナンス、コンプライアンスを確保できます。

ワークスペースのプロビジョニング

アカウントでワークスペースを作成および削除できるユーザーを設定します。  管理者コンソールとワークスペースページへのアクセスを制御します。

APIアクセス

APIトークンを生成および使用できるユーザーを設定します。ユーザープロファイルページとOAuth 2.0リフレッシュページへのアクセスを制御します。

SDLC移行

SDLC移行機能は、ワークスペース間でパッケージを移行/移動できるユーザーを制御する、SDLCプロセス設定をサポートします。

SDLC移行承認

SDLC移行承認機能は、ワークスペース間でのパッケージの移行を承認できるユーザーを制御する、SDLCプロセス設定をサポートします。

バージョン管理

バージョン管理機能を使用すると、選択したワークフローバージョンを管理および復元できるユーザーを制御できます。

監査ログのエクスポート

監査ログのエクスポート機能を使用して監査ログを定期的にお客様所有の外部ストレージにエクスポートすることで、セキュリティ監視を一元化し、企業のコンプライアンス要件を満たすことができます。



プライベートデータ処理

プライベートデータ処理の機能にはワークスペース管理者がアクセスできます。

表3 プライベートデータ処理の機能

機能

説明

プライベートキーストレージ

既定で、Alteryxはユーザーが提供する接続資格情報を管理します。プライベートキーストレージを使用すると、接続資格情報の保管先として、お客様のAWS、Azure、GCPのキーストアを指定できます。

プライベートデータストレージ

プライベートデータストレージを使用すると、Alteryxがホストするファイルストアを、お客様のAWS、Azure、GCPのクラウドストレージバケットで置き換えることができます。

プライベートデータ処理(顧客ホスト型)

プライベートデータ処理を使用すると、データ処理ワークロードをAlteryx Analytics Cloudのマルチテナントデータ処理環境から、お客様のAWS、Azure、GCPのVPCに移行できます。

専用データ処理(Alteryxホスト型)

専用データ処理を使用すると、お客様はデータ処理ワークロードを、Alteryx Analytics Cloudのマルチテナントデータ処理環境から、Alteryxシングルテナントデータ処理環境に移行できます。



専用ストレージと処理

Alteryx管理のプライベートデータプレーンを使用できます。

ユーザーの機能

エンタープライズエディションのユーザーはさまざまな機能を使用できます。

ユーザーのロール(フルベーシックビューアー)に応じたさまざまなオプションがあります。機能の詳細は以下でご確認ください。

データ準備とブレンドツール

データ準備とブレンドツールは、Designer DesktopまたはDesigner Cloudから使用できます。

表4 データ準備とブレンドツール

ツール

フルユーザー

ベーシックユーザー

基本的なデータ準備とブレンドツール

高度なデータ準備とブレンドツール

X

マクロと開発者ツール

X



接続

  • CSVやExcelを介したフラットファイル接続などの基本的な接続オプションは、フルユーザーロールとベーシックユーザーロールで使用できます。

  • 高度な接続オプション(データベースへの接続)は、フルユーザーロールでのみ使用できます。

アドオン

注記

アドオンはプロフェッショナルエディションとエンタープライズエディションでのみ使用できます。ユーザーがアドオンを使用するには、フルユーザーロールまたはベーシックユーザーロールを有する必要があります。

場合によっては、上記の機能と製品はアドオンとして提供され、最初からは含まれていないことがあります。Alteryxアカウントでは、次のアドオン機能を1つ以上購入できます。

  • 自動化実行: エンタープライズエディションアカウントの場合、自動実行を追加で購入できます。このアドオンを使用すると、自動化機能の一部としてさらに多くのワークフロー実行を利用できます。

  • AI Builder: AI Builderはプロフェッショナルエディションとエンタープライズエディションで利用できるアドオンです。次の機能やツールにアクセスできます(フルユーザーの場合)。

    • Alteryx Intelligence Suite

    • 生成AIツール(現在プライベートプレビュー版)

  • データパッケージ: プロフェッショナルエディションとエンタープライズエディションで利用できるアドオンです。以下の各オプションには専用のユーザータイプが含まれており、個別の購入が可能です。

    • Location Insights

    • US Business Insights

    • Canada Business Insights