Serverのインストールまたはアップグレード
Serverをインストールして有効化する前に、お使いのネットワークが必要なすべてのライセンスシステムドメインにアクセスできることを確認してください。要件の全文は、ライセンスシステム要件を参照してください。
注記
必要条件
Serverをインストールして実行するには、システムが以下の必要条件を満たしている必要があります。
Serverの システム要件 を確認してください。
Alteryxライセンシングシステムが使用するWebドメインwhitelist.alteryx.comにコンピューターを接続できることが必要です。
ホストサーバーのオペレーティングシステムへの管理者アクセス、またはサーバーハードウェアへの物理アクセスが必要です。
Active Directory への読み取りアクセスが必要です (統合 Windows 認証を使用する場合は、Server 認証のヘルプページを参照し、認証オプションの詳細をご確認ください)。
ファイル共有に対する読み取り / 書き込み権限が必要です。
Alteryx管理者権限のユーザーである必要があります。
Serverインストールファイルのダウンロード
Alteryx ダウンロード & ライセンスポータルから Server 製品をダウンロードします。
Alteryx ダウンロード & ライセンスポータル (Mission Control)にサインインします。
Product Downloads (製品のダウンロード) で Alteryx Server を選択します。
Download Products (製品のダウンロード) ページで、ダウンロードしたい製品のバージョンを選択します。最新バージョンは New Versions (新規バージョン) タブにあります。Previous Versions (以前のバージョン) タブで以前のバージョンにアクセスできます。
Downloads (ダウンロード) ページで、Alteryx Server の横にあるプラス記号のアイコンを選択して製品の説明を表示します。
File Name (ファイル名) 列で Alteryx Server 製品のリンクを選択して、ファイルをダウンロードします。
Serverのインストール
管理者権限で Alteryx Server のインストーラーを実行します。(右クリックして 管理者として実行 を選択)。
インストール先のフォルダーを確認し、Next (次へ) を選択します。
I accept the license agreement (ライセンス契約に同意します) チェックボックスをオンにして、Next (次へ) を選択します。
次に示すオプションを 1 つ選択し、Finish (完了) を選択します。
今すぐServer設定を行う: システム設定ウィンドウを開いてServerを設定します。
Alteryx Designerを閉じ、後で実行します: インストールウィンドウを閉じます。システム設定には、Alteryx System Settings (Alteryx システム設定) のデスクトップアイコンからいつでもアクセスできます。
予測ツールをインストール: Designer に予測ツールをインストールします。予測ツールでは、統計分析と予測分析に使用するオープンソースプログラミング言語である R を使用します。R インストーラーを起動するにはこのオプションを選択します。Designerで予測マクロを使用するには、予測ツールをインストールする必要があります。後でインストールするには、Designer のオプション > 予測ツールをダウンロードの順に選択します。
重要
Server コンポーネントはすべて、OS のインストールとは別の物理ドライブ (D: など) にインストールすることをお勧めします。レイテンシーを回避するには、ネットワークドライブではなく、ローカルのソリッドステートドライブを使用します。使用するワークスペースとディレクトリにはすべて、インストール先と同じドライブを割り当てます。
利点: これにより、OS 処理との入出力の競合が最小限に抑えられます。
Server のライセンシング
まだ完了していない場合は、Server のライセンシングを行うための画面が表示されます。お使いのライセンス管理者から発行されたライセンスキーを使用して、製品のライセンスを有効化します。ライセンスプロンプトがすぐに表示されない場合は、Designer の オプション > ライセンスを管理 > 新しいライセンスを有効化する からライセンスプロンプトにアクセスできます。
Alteryx Server のアクティベーション ウィンドウでお使いの Eメールアドレスを入力します。
License keys (ライセンスキー) を各行に 1 つずつ入力します。
有効化する を選択します。
アクティベーションの成功 ウィンドウで、Alteryx を体験 を選択します。
オンラインアクティベーションの代わりに、有効化 (BIN) ファイルのリクエストを送信することができます。ファイルを使用して有効化する場合は、ファイルを使用してライセンス有効化を選択して、Alteryx オフラインアクティベーションウィンドウを開きます。
ステップ 1.オフラインコンピューターからの要求 (REQ) ファイルの作成
Designer を開きます。Alteryx Designerのライセンス有効化ウィンドウが開かない場合は、オプション > ライセンスを管理 > 新しいライセンスを有効化するを選択します。
オフラインで有効化 を選択します。
Alteryx オフラインアクティベーション ウィンドウで、要求 ステップの 作成 を選択して要求 (REQ) ファイルを作成します。
First name (名)、Last name (姓)、Email address (E メールアドレス)、および License keys (ライセンスキー) を入力します。
要求を作成 を選択します。Alteryx により、E メールアドレスと REQ 拡張子が付いたリクエストファイル (たとえば
email@company.com.req
) が作成されます。保存する を選択してリクエスト (REQ) ファイルを保存します。これで、Alteryx ダウンロード & ライセンスポータルからこのファイルにアクセスできるようになり、また、ライセンス管理者にこのファイルを送信できるようになります。
ステップ 2.Alteryx ダウンロード & ライセンスポータルへのリクエストファイルのアップロード
重要
このステップではインターネットアクセスが必要です。
Alteryx ダウンロード & ライセンスポータル (Mission Control) にサインインします。
ホームページでUpload Activation Request (ライセンス有効化化要求をアップロード) を選択します。
ファイルを選択 から、前のステップで保存した要求 (REQ) ファイルを選択します。
Alteryx ダウンロード & ライセンスポータル で、Eメールアドレスと BIN 拡張子を組み合わせた有効化ファイル (例:
email@company.com.bin
) が生成されます。オフラインコンピューターからアクセスできるように有効化 (BIN) ファイルを保存します。
ステップ 3.オフラインコンピューター上で有効化 (BIN) ファイルを開く
オフラインのコンピューターの Alteryx Designer Activation (Alteryx Designerのライセンス有効化)で Back (戻る)を選択します。
または、オプション > ライセンスを管理 > 新しいライセンスを有効化するを選択して、Alteryx オフラインアクティベーションウィンドウを開きます。
参照 を選択して、有効化 (BIN) ファイルを選択します。
アクティベーションの成功 ウィンドウで、Alteryx を体験 を選択します。
Alteryx License Server では、購入した製品ライセンスを組織の内部ネットワークにホストし管理できます。License Server があることで、特にプロキシとファイアウォールの内側に Alteryx 製品を展開する際によりスムーズかつ安全に展開できます。License Server は、licenses.alteryx.com の Alteryx ダウンロード & ライセンスポータルからダウンロードします。
Designer を開きます。Alteryx Designer の有効化ウィンドウが開かない場合は、オプション > ライセンスを管理 > 新しいライセンスを有効化するを選択します。
注記
有効なライセンスがない場合、License Server に ライセンスをインストールする が表示されます。OK を選択して続行します。
ライセンスサーバーにアクセスするにはこちらをクリックというテキストのこちらのリンクを選択します。License Server に ライセンスを管理 が表示されます。
License Server Connectivity (License Server の接続) で、Connect (接続)を選択します。使用可能なライセンスが License Server に表示されます。今回ライセンスを初めて有効化した場合は、Eメールアドレスを入力します。
有効化する各製品の 有効化 を選択します。
閉じる を選択します。
For more help including command line options, go to Product Activation and Licensing Help.
Server のアップグレード
注記
アップグレードする前に
アップグレード前のチェックを完了します。
埋め込みMongoDBバージョンのサポートと移行: 埋め込みMongoDBデータベースは、3.0、3.4、または4.0のいずれかのバージョンのMongoDBを使用します。使用できる MongoDB のバージョンは、インストールされている Server のバージョンによって異なります。新しいバージョンの Server にデータを正常に移行するには、サポート対象の新しいバージョンになるまで MongoDB を順番にアップグレードしていく必要があります。つまり、3.0 から 4.0 にアップグレードするには、3.0 から 3.4 にアップグレードしてから 4.0 にアップグレードする必要があります。これを行うために、そのバージョンの MongoDB をサポートするバージョンの Server をインストールするようにしてください。Server のバージョンは、適切なバージョンの MongoDB をサポートしていれば、どのバージョンでもかまいません。各ServerバージョンでサポートされているMongoDBバージョンを確認するには、ServerバージョンとMongoDBバージョンの対応表をご覧ください。
ユーザー管理MongoDBのサポート: ServerバージョンとMongoDBバージョンの対応表で、アップグレード対象のServerバージョンでお使いのMongoDBバージョンがサポートされていることを確認してください。
Server バージョンのアップグレード方法: バージョン 11.7 以前のバージョンから 2021.1 以降に直接アップグレードすることはできません。11.7 以前の Server を使用していて、2021.1 以降にアップグレードする場合は、まずバージョン 2020.4 以前にアップグレードする必要があります。その後、2021.1 以降にアップグレードできます。
MongoDB の問題で Server UI が強制的にメンテナンスモードになる: スキーマの移行が必要な場合、Server は常にメンテナンスモードになるため、アップグレードする前に MongoDB をバックアップしておく必要があります。スキーマの移行が完了するまで、Server は機能する状態になりません。不測の事態で移行が失敗し続けた場合、Server はメンテナンスモードのままか、数回の再試行後にシャットダウンされます。
たとえば、MongoDB に重複したレコードがあるために移行ができないことがあります。この特定の問題を解決するには、コミュニティの記事「Gallery Not Starting After Upgrading to 2021.2 - Error: Duplicate Key」(2021.2 へのアップグレード後に Gallery が起動しない - エラー: キーが重複しています) をご確認ください。
新しい Server バージョンにアップグレードするには、次の手順を実行します。
AlteryxService を停止します。
タスクマネージャー を開きます。
サービス タブを選択します。
AlteryxService を見つけます。
右クリックして 停止 を選択します。
MongoDBのバックアップを実行します。MongoDBバックアップ に移動します。
別の MongoDB バージョンを使用する Server バージョンにアップグレードする場合は、Migrate Mongo Database (Mongo データベースの移行) を選択して、インストールプロセス中に移行ユーティリティを実行して MongoDB バージョンを更新します。MongoDBバージョンとServerバージョンの対応表を見るには、MongoDBスキーマリファレンス にアクセスしてください。
Alteryx Service はアップグレード後に自動的に開始されます。Serverにアクセスするには、Alteryx Service が実行されている必要があります。Serverにアクセスできない場合は、Alteryx Service が再起動されたことを確認してください。
タスクマネージャー を開きます。
サービス タブを選択します。
AlteryxService を見つけます。
ステータス が 実行中 になっていることを確認します。
ステータス が停止 になっている場合は、右クリックして 開始 を選択します。
次のステップ
システム設定から Server を構成します。