ユーザーの Server パスワードをリセット
ビルトイン認証を使用するように設定した Server では、キュレーター (Server 管理者) が以下の手順を行うことでユーザーのパスワードをリセットできます。
Server 管理者インターフェース の [ User Management ] ページに移動します。
ユーザーを選択します。
[ パスワードのリセット ] を選択します。
OK を選択します。
パスワードをリセットするためのリンクが記載された E メールが送信されます。E メールを送信するには、SMTP を設定する必要があります。SMTP の設定手順については、「 SMTP の設定 」を参照してください。
Server API を使用してユーザーのパスワードをリセットする方法の詳細については、「 Alteryx Server API V3 」および「 User Endpoints 」のヘルプページを参照してください。
注記
Built-In Authentication (ビルトイン認証)
Server のビルトイン認証を使用している場合、FIPS 準拠のためにハッシュアルゴリズムを更新するには、Server バージョン 22.2 を使用する前に Server パスワードをリセットする必要があります。バージョン 22.1 でパスワードをリセットしない場合、バージョン 22.2 でリセットするために、SMTP の有効化が必要になります。
ビルトイン認証を使用する環境では、パスワードのリセットに加えて、Designer の互換性に関する制限事項もあります。以前のバージョンの Designer では、Server 22.1 以降での認証に必要なパスワードメカニズムの変更に対応する予定がありません。互換性を維持するには、Designer 22.1 以降を実行している必要があります。
22.1 へのアップグレード後に Server パスワードをリセットする方法
以前のバージョンからアップグレードして Server バージョン 22.1 を現在使用している場合は、次の手順を実行します。
レガシーハッシュパスワードを使用している場合にログインしようとすると [ パスワードの変更 ] ダイアログが表示され、パスワードを変更するように求められます。次に、モーダルウィンドウでパスワードをその場で更新できるオプションが表示されます。[ キャンセル ] を選択した場合は、 プロファイルから変更できます 。
注意: ダイアログをキャンセルした後もパスワードを変更しない場合は、変更が完了するまで Server にログインするたびにプロンプトが表示されます。
現在のパスワードで Server にログインできます。次に [ My Profile ] に移動し、[ General ] で [ Edit ] (編集) を選択すると、[ パスワードの変更 ] オプションが表示されます。
新しく作成されたユーザーは、新しいパスワードハッシュを使用するため、パスワードを変更する必要はありません。
バージョン 22.1 でパスワードを更新せずに Server バージョン 22.2 にアップグレードする場合、またはバージョン 22.1 より前の Server バージョンから 22.2 にアップグレードする場合は、次の手順を実行します。
バージョン 22.2 にアップグレードする前に、管理者は Server の [SMTP 設定] を [オン] にする必要があります。SMTP の設定手順については、「 SMTP の設定 」を参照してください。バージョン 22.2 へのアップグレード後、Server のログインページに移動し、[ Forgot Password ] を選択します。その後、E メールの入力とパスワードをリセットするオプションが表示されます。管理者は「 ユーザーの Server パスワードをリセット 」または「
API POST/v3/Users/{id}/passwordReset
」を使用して、ユーザーにパスワードのリセットを求めることもできます。これらのすべての方法では、ユーザーは自分のプロファイルに関連しているメールアカウントにアクセスする必要があります。
注記
統合Windows認証
統合 Windows 認証を使用するように Server を設定している場合は、パスワードをリセットできません。